~吉野ケ里遺跡群 この歴史文化と自然美を未来につなぐために~
吉野ヶ里遺跡は、およそ700年続いた弥生時代(紀元前4世紀から紀元3世紀頃)の生活の跡を残す国内最大規模の環濠集落跡であり、一つの農業集落が地域の中心的集落へと発展していく姿を残しています。
また、吉野ヶ里遺跡は、大陸文化との繋がり、日本の「クニ」の誕生過程、さらには、『魏志倭人伝』に登場する卑弥呼が治めていた倭の都があった邪馬台国の謎を解明するための重要な遺跡です。
吉野ケ里遺跡の周辺には、日本で最も初期の水田遺構が確認されている菜畑遺跡、彩な副葬品が発掘された三津永田遺跡・二塚山遺跡をはじめ、長崎県、福岡県にも弥生遺跡が存在し、日本の古代国家(大和政権)成立前夜を具体的に示す歴史遺産として、世界文化遺産に登録するのが望ましいように考えます。
~吉野ケ里遺跡全面保存会~
本年度も高島忠平先生による古代史講座が3回にわたって開催
2023年10月21日(土)
演題「吉野ヶ里遺跡発掘と邪馬台国(1)」
本日はその第1回目でした。
◆次回からの講座のご案内
*第2回 11/18(土)13:30~15:00
*第3回 12/16(土)13:30~15:00
*佐賀市徐福長寿館
参加費(資料代込)500円
お問合わせ先 0952-98-0696
吉野ヶ里遺跡「謎のエリア」の後半の発掘調査が再開
2023年9月1日(日)
○吉野ヶ里遺跡「謎のエリア」の後半の発掘調査が9月23日から再開されます。後半の調査は石棺墓の周辺や「謎のエリア」の南半分を対象に進められる予定です。
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~吉野ケ里遺跡全面保存会について~